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【TOEIC対策】その2 めざせ700点! ③

コチラはTOEICの対策についての記事となります.

 

前回の記事では三冊の参考書を紹介し,TOEICのおおまかな流れ,文法特急の勉強方法までを紹介しました.

 

今回は前回紹介し切れなかった究極のゼミと公式問題集を用いた勉強方法を説明していきます.

以前の記事でリーディングに関する能力は伸びにくいということをお話しました.

よって英語学習初期段階から700点突破を目指していくのであれば,主としてリスニングの勉強を行うべきです.

 

さて,残り2冊の学習の進め方について説明していきます.

ここからは英語耳,文法特急が終了していて,金のフレーズの単語はほぼ覚えている前提でお話していきます.

 

 

公式問題集

 

まずはTEST1のリスニングを通しで全て解いてみましょう.

( TOEICを受験したことが1度もない場合はリーディングも通しで時間を計り,解いてください.自分のスコアを正答数から推測できます.)

私は相変わらずこの段階では,Part3,Part4のリスニングに手を焼いていました.

ここでお勧めしたいリスニングの勉強方法が

ディクテーション→オーバーラッピング→シャドーイングです.

700点を目指すにおいて,公式問題集TEST1のPart3,Part4の問題に次の勉強方法を適用してください.

 

リスニング勉強方法

1セットを以下の流れで行います.

 

1.ディクテーション

英文を聞き,それを読まれたままノートに書き取っていきます.

このとき英文は何回聞いても構いません.

「何かこの間に言葉があるんだけど分からない!」

という感覚を大事にしてください.

これ以上書き取れないと思ったら,解答のスクリプトを見て,書き取れなかったところ,間違って書き取っていたところに下線を引きます.

スペル間違いなどは気にしなくて構いません.

 

2.オーバーラッピング

ディクテーションを行った英文に対し,スクリプトを見ながら,ナレータの声と一緒に英文を読んでいきます.

初めの数回は合わせるのが難しいですが,どうしてもという場合は再生速度を遅くするなどして対応してください.

ディクテーションで書き取れなかった,下線を引いた部分を特に意識しましょう.

読まれる英文のアクセントや声のトーン,音の消失など,自分もナレーターになったような気持ちで合わせて読めるまで仕上げてください.

 

3.シャドーイング

オーバーラッピングを行った英文に対し,スクリプトを見ずに,ナレータの声から少し間をおいて英文を読んでいきます.

詳しいやり方は

英語学習方法をシェアしていらっしゃるATSUさんという方の動画をご覧ください.

 


シャドーイングはどうやって行う?これでTOEICとIELTSのリスニングで満点獲得!

 

オーバーラッピングの回数によりますが,シャドーイングと合計して1つの英文を50回以上こなすようにしましょう.

これらの1.2.3.を1セットとして1つの英文を終えるごとに次の英文に移ってください.

Part3の英文13セットを終え,Part4に入ったらディクテーションは行わなくて結構です. 2と3のみを行ってください.(大体自分が苦手な音の傾向を掴めるため.)

 

この勉強法をPart3の13セット,Part4の10セット完遂すれば,TOEICのリスニングのクセが掴め,耳もなれてくるため,劇的にリスニングができるようになります.

大変な作業となりますが頑張りましょう!

 

 

究極のゼミ

 

公式問題集で上記のトレーニングを行った後に取り組みます.

この本は問題を解く際,どこに集中して聞けば良いのかが詳しく書かれており,ある程度リスニングができるようになったときに絶大な力を発揮します.

章ごとに分かれているためあまり説明はしませんが,1週間程度で1周を目標に取り組んでください.(巻末に模試が2セット付属していますが,時間のある方のみで構いません.)

2周行うことを奨励します.

2周目は3日程度で軽めに済ませ,公式問題集のTEST2のリスニングパートに取り組み,成長を実感してください.

 

 

学習の段階で出会った初めての単語はノートにメモを取っておき,一日の最後に毎日見直すようにしましょう.

これだけでかなりの語彙力を付けることが出来ます.

 

 

いかがでしたでしょうか.

これにて大体の学習の進め方については終了となります.

次回は700点を目指す記事の総括として,テスト前や当日のことについてお話したいと思います.

質問などあれば是非コメントにどうぞ!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

第223回TOEIC公開テストのアビメが届きました

先日受験したTOEICのアビメが届きました.

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数多くのTOEIC対策本を書かれているTEX加藤さんのブログを参考に正答数の確認を行ってみました.

 

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Listeningは-3,Readingは-22(笑)でした.

私はLとRの正答数にかなり差がありますが,この程度でも900点であれば取得可能であるということですね....

当日後ろの席だったので音が聞こえにくく,挙手したら最前列でテストを受験することになりました.

思い切って行動してよかったと思います.

 

英検準一級を取得してからTOEICの学習はほぼ2冊のみで行いました.

そのときの勉強方法や参考書などは機会や質問があればお答えしたいと思います.

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

【TOEIC対策】その2 めざせ700点! ②

コチラはTOEICの対策についての記事となります.

 

 

前回の記事では700点取得を目標とする場合の土台作りを紹介しました.

今回の記事では問題を知るという点にスポットを当て次の段階の学習法について紹介していきます.

 

この段階で用いる参考書は以下の3冊となります.

前回の記事の参考書と合計し,700点突破ではこれら5冊を使用します.

これらのみで十分対応できますので書店で売り文句に惹かれ,別の参考書を購入することがないよう気をつけましょう.

 

 

公式TOEIC Listening & Reading 問題集2

公式TOEIC Listening & Reading 問題集2

 

 

 

1駅1題  新TOEIC TEST文法特急

1駅1題 新TOEIC TEST文法特急

 

 

 

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4

 

 

 

 

公式問題集文法特急(Part5対策),究極のゼミ(Part3,4)となります.

 

公式問題集はTOEICを作っているESTが作成している本です.

TOEICでは2016年5月から新形式となり,今まで無かったリスニングの会話パターン,長文問題が追加され難しくなりました.

その後も若干の難化傾向にあります.

よって現在の問題を知るには一番新しい公式問題集を手に入れることがマストとなります.

2017年10月7日現在ではリンクを貼っている公式問題集が最新のものとなります.

実際のTOEIC公開テストで出題される形式のテストが2つ付属しています.

 

文法特急はPart5対策本となります.

TOEICではPart1~4がリスニング,Part5~7がリーディングという問題構成になっています.

Part5は短文の空欄に適当な単語,熟語を4つの選択肢から選ぶという問題です.

いきなり練習せずに問題を解けと言われたら,リーディングセクションでは一番難しいPartかもしれません.

この本では

「この言葉がこういった形であるからAが正解だ!」とか

「後ろに名詞があるからBが正解だ!」という感じでロジカルに問題を解く方法が様々な問題と共に書かれています.

これをこなせば基本的な問題は秒殺できるようになり,長文問題により時間を割くことができるようになります.

またリーディングの能力(読解能力)は非常に伸ばしにくいため,まずは文法や語法の問題で点数を稼いでいくのがベターです.

 

究極のゼミはPart3,4対策本となります.

基本的に学習開始当時の私のレベルではPart3,4は暗号を聞いているようで全く理解できませんでした.

発音練習では音は聞き取れるようになりますが,瞬時に意味を取る能力は身につきません.

 私は発音練習(英語耳)のあとリスニング音源を聞きましたが,"何言ってるかわかるけど何言ってるかわからない状態"でした.(伝わってほしい) 

この本ではTOEICにおけるリスニングのとき,どの点に注意して問題を解くのかが問題ごとに詳しく書かれています.

この本をやるかやらないかでは大きく差が出ます.

またPart3,4の模試が2回分入っているので問題を沢山解いて慣れたい!という方にもオススメです.

 

学習順序については以下の通りです.

文法特急→公式問題集(TEST1)→究極のゼミ→公式問題集(TEST2)

 

 

さて,次は学習の進め方について説明していきます.

 

文法特急

英語耳の学習が終わった次の日から初めてください.

問題自体はそんなに多くないので直ぐに終わらせることが出来ます.

2日間で1周目を目標に取り組んでください.

正解を選んだら満足するのではなく,なぜこの選択肢は不正解になるのかを考え解説を熟読するようにしてください.

問題をみてそれが説明できるようになれば学習終了となります.

恐らく10周程度で完成すると思います.

文法特急を学習している間,金のフレーズは欠かさず周回するようにしてください.

金のフレーズで学習した単語が文法特急で出てくるので記憶に定着しやすいです.

 こちらの本も音声が無料でダウンロードできるのでリスニング能力も向上させることが出来ます.(シャドーイングやオーバーラッピングを推奨)

 

 

長くなってしまったので残りの2冊の学習法については次の記事にて紹介します.

次はシャドーイングやオーバーラッピングについても!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

 

【TOEIC対策】その2 めざせ700点! ①

コチラはTOEICの対策についての記事となります.

 

 

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 (1年間に使用した参考書たち)

 

TOEICの勉強を始めたいけど,まず何をすればいいの?」

「どの本を使えばいいの?」

という質問をよく頂きます.(語るほどの英語力を持ち合わせていませんが)

 

私は学習開始から1ヶ月半700点を突破することができました.

しかし学習開始当時は手探りで学習していました.

今,昔の自分にアドバイスできるなら下の2冊を初めに行うべきだと考えています.

 

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

 

 

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

 

 

 金のフレーズ(単語帳)英語耳(発音矯正)です.

 

単語の意味がわからなければ,問題演習を積もうとしても効率的に学習することはできません.

従って語彙力を付けることは英語学習において最も重要な要素であることが分かります.

このボキャビル(単語学習)はかなり大変であり退屈であるため,ここで英語学習をリタイアされる方が多いのも事実です.踏ん張りましょう.

 

この金のフレーズは物凄いです.

 1000語ちょっとの少なめの単語帳ですが,TOEICに出題される単語のカバー率が半端ではありません.

700点を突破することが目標であればこの単語帳1冊で十分です.

他の参考書に寄り道せず,金のフレーズをしっかりと仕上げましょう.

 

英語耳は発音矯正本です.

TOEICは発音とかしないから要らないんじゃない?」

 と思った方がいらっしゃるかもしれません.

その通りです.TOEIC L&Rの試験ではSpeaking能力は要求されません.

しかし自分が発音できる音は聞き取ることができるのです.

何かのリスニング試験を解いた後にスクリプトをみてみたら,とても簡単な単語や文だったといった経験はありませんか?

それは単語と単語の音のつながりや音の消失が理解できていない(→発音できない)からなのです.

ですから発音をマスターして「なんでこんな音になるの!!!」といったことを無くそうという作戦です.

 

 

1ヶ月半700点を目指すのであれば,この2冊の本は並行して行うようにしてください.(時間的な制約...)

 

 

次に学習の進め方について説明していきます.

 

英語耳

2週間程度で学習を終わらせるのが理想です.

この本で学習する前になんでもいいので英文を読んだ音声を録音しておいてください.

そして学習を最低でも30周は行ってください.

私は60周程度行いました.

最初は時間がかかりますが慣れてくると30分経たずに1周できると思います.

学習後(たくさん回したあと),同じ英文を読んでみて以前録音した音声と比較してみてください.

発音の変化に驚くと思います.

こういったことが英語学習のモチベーションになります.

 

金のフレーズ

・知らなかった単語にチェックを付ける

・1フレーズ3回音読する

をルールとして1周目は時間を掛けずどんどん突き進んでください.

1日目:0-100まで

2日目:0-200まで

3日目:100-300まで

4日目:200-400まで

         :

10日目:800-1000まで

11日目:900-1000と残りの単語(付録や章間に単語があります)

12日目からは毎日1周以上行います.

テスト2週間前までに通算で20周程度を目標にしましょう.

この本はウェブやアプリで単語の音声を無料で利用することができます.

音声を用いてシャドーイングやオーバーラッピングをすることで単語だけでなくリスニング能力も強化することが出来ます.

 

 

この記事ではTOEIC700点までの学習の導入として2冊の参考書とその学習法や学習期間について説明しました.

次回は単語と発音(聞き取り)の土台ができたところでTOEICを解くための参考書及び学習法を説明していきたいと思います.

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

【TOEIC対策】その1 英語学習の導入

コチラはTOEICの対策についての記事となります.

 

私が本格的に英語の学習を始めたのが2016年の10月です.

理由として同じ部活だった先輩方が旧帝大の編入試験に次々と合格して

「凄い・・・自分はこのままで大丈夫なのだろうか・・・」

と思ったことからです.

殆どの大学の編入試験では英語の試験があります.

私も大学への進学を考えており,英語が特に苦手であったため英語学習を最初に始めました.

 

1日2日では結果は出ませんから,「この大学に入りたい!」「昇格したい!」とか「洋画を字幕無しでみれるようになりたい!」といったような具体的な目標のある方が学習の継続をしやすいと思います.

 

 

そして現在の自分の英語能力を確認することが重要です.

理想と現実のギャップを体感してください.

自分がどれくらい頑張らないといけないか分かります.

これは同年10月に初めて受験したTOEIC IPテストの結果になります.

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高専生!といった感じの結果です.

Listeningは何を言っているか全くわからず,Readingは時間が足らず4割くらい勘でマークしたことを覚えています.

 

このレベルから約1年学習を継続し(サボりがちでしたが)

2017年9月の第223回TOEIC公開テストで

L:495(満点)   R:410   Total:905

を達成しました.

 

この記事をまとめると,

  • 具体的な目標や将来活躍する自分をイメージして勉強する
  • 学習を始める際は現在の英語能力を確認する

となります!

 

次の記事では,この状態から1ヶ月半後に725点を取得した時の学習方法と参考書について書きたいと思います.

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!